自治会館建て方進行中4
2017/10/06 社っちょさんの工事現場漫遊記
屋根工事に入れば全体の形が見えてきます。
牧歌的なロケーションの中に地域の集まる場所が出来てきています。
地域の方々も時々見に来てくれています。
張り切って頑張らないといけませんね。
大断面集成材を紹介します。
信州は戦後の復興から山にカラマツを植えることを推奨しています、そのカラマツが伐採期を迎えているのですが、カラマツはその木の性質から、脂が多いことでねじれ、変形をおこしやすいのです。
よって、そのまま製材して乾燥させて使うと問題が多く発生してしまうために、まずは、脱脂を行います。
また、大きなままの材料として使用すればねじれ等でやはり問題が出てしまうので薄く製材した材料を貼り合わせ大きな断面で使用していきます。
すると、カラマツの持つ高耐久性、きれいな目合い、木目とカラマツの持つ利点を前面に表すことが可能となってきます。
このような使い方でカラマツを使用して長野県の地元木材を消費していきます。
このきれいな木目が出てきています。
このような大断面の梁、柱だけでなく、板加工にして壁や天井や床に信州の木材として使用していきます。
板加工にしたカラマツはまたきれいな木目を出しています。
一時期は建築材としてとても使うことを嫌われた「カラマツ」でしたが、現在では高級無垢材として市場に出回っています。
このきれいな木目はやはり高級木材の証でしょうね。
2017/10/06 社っちょさんの工事現場漫遊記